はじめに Microsoft は「Microsoft Visual Studio 2010」と「.NET Framework 4.0」で並列コンピューティング機能に多大な投資をしてきた。新機能を理解するには、核となる機能のコンポーネントを調べて核となる機能やコンセプトを見つけ出すことが最適な方法である場合が多い。さらに深く掘り下げ、各所で見られる一連のコンポーネントセットを見つけ出す。「Task Parallel Library」(TPL)は.NET Framework の並列コンピューティングで核となる機能だ。この Task クラスこそ TPL の心臓部である。Task クラスを使って TPL を活用する方法を以下で説明していく。 新しいモデル 開発者は Microsoft Visual Studio や.NET Framework に数バージョン前から搭載されてきた機能によって TPL を活用することができるが、TPL のすべてのメリットを本当に享受するには多くの.NET 開発者にとってあまり馴染みのないアーキテクチャ的アプローチが必要になる。
筆者は、TPL はスレッド、デレゲート、そ...

まだコメントはありません。最初のコメントを登録してみませんか?